Lesson13-1 ベース別カクテルレシピ ブランデー①

レシピの分量の表記

 

tsp(ティー・スプーン)・・・小さじ1杯、またはティースプーン1杯程度です。

drop(ドロップ)・・・ビターズ・ボトルを逆さにした時に、自然に落ちる1滴の量です。主に香りづけの際に使用する単位です。

dash(ダッシュ)・・・ビターズ・ボトルを1回振った時に出る量です。

 

ブランデー・ベースカクテルレシピ

Gudrun Muenz/Shutterstock.com

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アップル・ジャック

材料

  • アップル・ブランデー・・・40ml
  • レモン・ジュース・・・・・10ml
  • グレナデン・シロップ・・・10ml

シェーカーに全ての材料と氷を入れ、シェークしグラスに注ぎます。

フルーティーな材料にシロップの甘みを加えた、女性向けのカクテルです。

 

 

アメリカン・ビューティー

材料

  • ブランデー・・・・・・・・・・・・15ml
  • ドライ・ベルモット・・・・・・・・10ml
  • ホワイト・ミント・リキュール・・・3drop
  • ポート・ワイン・・・・・・・・・・15ml
  • オレンジ・ジュース・・・・・・・・10ml
  • グレナデン・シロップ・・・・・・・10ml

シェーカーにポート・ワイン以外の材料と氷を入れ、シェークしグラスに注ぎます。最後に、ポート・ワインをフロートさせます。

アメリカ発祥の深紅の薔薇の品種がモチーフで、その名に劣らない美しい色彩と深い味わいを楽しめる一杯です。

 

 

アレキサンダー

Dmity Trush/Shutterstock.com

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材料

  • ブランデー(コニャック)・・・30ml
  • クレーム・ド・カカオ・・・・・15ml
  • 生クリーム・・・・・・・・・・15ml
  • ナツメグ・・・・・・・・・・・適量

シェーカーにナツメグ以外の材料と氷を入れ、シェークしグラスに注ぎます。最後にナツメグを振りかけます。

デンマーク王妃アレクサンドラの婚礼を記念して作られ、クリーミーな味わいで女性向けのカクテルです。

 

 

イースト・インディア

材料

  • ブランデー・・・・・・・・・・45ml
  • オレンジ・キュラソー・・・・・2tsp
  • アンゴスチュラ・ビターズ・・・1dash
  • パイナップル・ジュース・・・・2tsp

シェーカーに全ての材料と氷を入れ、シェークしグラスに注ぎます。

フルーティーな味わいの中にビターズの苦味を溶け込ませた爽やかな一杯。

 

 

ウィリー・スミス

Palle Christensen/Shutterstock.com

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材料

  • ブランデー・・・・・・40ml
  • マラスキーノ・・・・・20ml
  • レモン・ジュース・・・1tsp

シェーカーに全ての材料を入れ、シェークしグラスに注ぎます。

マラスキーノの繊細な甘みを、レモンの酸味で引き締め飲みごたえのある一杯です。

 

 

オリンピック

材料

  • ブランデー・・・・・・・・20ml
  • オレンジ・キュラソー・・・20ml
  • オレンジ・ジュース・・・・20ml

シェーカーに全ての材料と氷を入れ、シェークしグラスに注ぎます。

1924年にパリで開催されたオリンピックを記念して作られたカクテルになり、オレンジが豊かに香る一杯です。

 

 

カルバドス・カクテル

材料

  • カルバドス・・・・・・・・20ml
  • ホワイト・キュラソー・・・20ml
  • オレンジ・ジュース・・・・20ml

シェーカーに全ての材料と氷を入れ、シェークしグラスに注ぎます。

カルバドスは、りんごが原料となるアップル・ブランデーの一種です。ノルマンディー地方で造られるものしか「カルバドス」を名乗ることはできません。

 

 

キッス・フロム・ヘブン

材料

  • ブランデー・・・・・・・20ml
  • ドランブイ・・・・・・・20ml
  • ドライ・ベルモット・・・20ml

ミキシンググラスに全ての材料と氷を入れステアし、ストレーナーでろ過しながらグラスに注ぎます。

ドランブイとドライ・ベルモットの重厚で深い味わいのある2つの材料をブランデーの風味がうまく包み込んでいます。

 

 

キャロル

材料

  • ブランデー・・・・・・・・40ml
  • スイート・ベルモット・・・20ml
  • パール・オニオン・・・・・1個

ミキシンググラスにオニオン以外の材料と氷を入れステアし、ストレーナーでろ過しながらグラスに注ぎます。最後にカクテル・ピンに刺したパール・オニオンを飾ります。

「賛歌」という意味のカクテルで、美しい色彩とコクと深みのあるその味わいはその名の通り、カクテルを讃えた賛歌のようです。