カクテル作りには様々な道具が登場します。ここからは自宅でカクテルを作る時にあると便利な道具について学習していきます。

 

ホームカクテルバーデンダー・お家で本格カクテル

家で本格カクテルを作るとなると、まずは道具を揃えなければなりません。道具が揃うと気持ちも高まり、味も一歩本格派に近づきます。

まずは、カクテル作りの基本の道具を把握しましょう。

シェーカー

カクテルといえば、やはりシェーカーですね。材料を中に入れて、シェイクして混ぜる道具です。（※右端）

なかなか混ざりにくい材料（比重の違うお酒など）を混ぜる際に使用します。ふつうにマドラーなどで混ぜるよりも口触りが良くなります。

シェーカーの大きさには、大・中・小がありますが、初心者には大か中がおすすめです。その理由として小では容量が小さく氷を入れたい時に困るためです。素材はステンレス製のものがおすすめです。まれにガラス製のものがありますがガラス製は壊れやすくなります。

 

メジャー・カップ

こちらもカクテルに興味がある方なら一度は目にしたことがあるでしょう。お酒の量を測る際に使用します。（※右から4番目）

家で作る際には他の計量カップなどでも代用が効きますが、本格的にカクテルを学習する上では、ぜひ揃えたい道具の一つです。
持っているとオシャレですし、やはりカクテル作りもスムーズに行なうことができます。

メジャーカップにも容量が様々ありますが、一般的には30mlと45mlの組み合わせのものが使われます。

 

バー・スプーン

柄の長いスプーンです。柄が螺旋状になっているためなめらかにかき混ぜることができます。

スプーン部分は計量にも使われ、レシピではスプーン1杯を「1tsp.」と表記します。

 

ミキシンググラスとストレーナー

ミキシンググラスは材料を混ぜるためのガラス製のグラスです。底面はバー・スプーンで混ぜやすいように丸くなっています。ストレーナーは、ミキシンググラスで作ったお酒をグラスに注ぐ際に不純物が入らないようにろ過する役割があります。（※左から２番目）

ミキシンググラスとストレーナーは、種類も様々ありサイズもそれぞれ異なるので、ミキシンググラスの口とストレーナーのサイズが合っているかどうか確認してから購入しましょう。

 

スクイーザー

レモンやオレンジなどの果汁を絞るのに使用します。スクイーザーを使うことによって手を汚さずに果汁を絞ることができます。

 

ビターズ・ボトル

ビターズと呼ばれる苦味の強いリキュールを入れておく小ビンです。カクテル・レシピでは、ビターズ・ボトルを逆さにした時に、自然に落ちる1滴の量を1drop、ビターズ・ボトルを1回振った時に出る量を1dashと表記します。

 

他にも、氷を砕く時に使うアイスピックや、氷が溶けにくいステンレス製のアイスペール、アイストングなどがあれば便利です。道具を揃え、まずはバーオープンの第一歩として、自宅を簡易バーのようにしてもよいでしょう。是非知人や仲間を呼んで楽しんでみてください。

 

まとめ

カクテル作りにおいて、道具は重要であり家庭で作るときにはモチベーションアップにもつながります。道具を使いこなし、カクテルマイスターとして友人から一目置かれる存在になりましょう。