Lesson5−4 カクテルに合う食事

Foxys Forest Manufacture/Shutterstock.com

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バーに行ってカクテルを楽しむのに欠かせないのが、カクテルに合う食事やおつまみです。このチョイスでお酒やバーに慣れているかが垣間見えます。

そこで、Lesson5-4ではカクテルに合う食事やつまみを学習していきます。こちらはご自身でカフェ・バーを開くときのメニューの参考にもありますので、しっかり修得していきましょう。

基本的に自分がお客さんとして行く場合には、好きなものをつまむのが正解です。しかし、それぞれお酒によって相性の良い食材や料理がありますので、相性のいいおつまみを学習してよりカクテルを美味しくいただきましょう。

 

ジンに合うおつまみ

KucherAV/Shutterstock.com

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ジンに合う食事といえば、ハーブを用いたミートパイやマリネなどです。ジンの原料でもあるジュニパーベリーはハーブの一種ですので、類似するフレーバーが使われることもある、ハーブ系統の食事に合います。

また、ジンといえばフルーティーな香りも特徴であるため、ドライフルーツやカットフルーツなどの果物との相性も抜群です。

 

ウォッカに合うおつまみ

Ingrid Balabanova/Shutterstock.com

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ウォッカは基本的にクセがないため、どんな食事とも相性が良いお酒です。選び方のポイントは、飲み方に合わせた食事をチョイスすることです。

例えばストレートで飲む場合には、ウォッカはアルコール度数が高めなので、少し味がしっかりめの食事が合います。サラミやオイルサーディンなどがおすすめです。

 

ウィスキーに合うおつまみ

ウィスキーといえばチョコレートの印象が強く、相性ばっちりです。チョコレートの中でも、特に少し甘みの強いスウィートチョコレートがおすすめです

(ウイスキーとチョコレートのマリアージュはとても奥が深いものです。チョコレートソムリエ資格取得講座では、チョコレートのテイスティングと合わせて、ウイスキーやワインのマリアージュについても学習することができます。)

また、意外と酢の物やみりん干しなど、和食系の食事とも合います。淡白だけど味がしっかりしているものが、ウィスキーの持つ香りを邪魔せずおつまみとして好まれます。

 

ラムと合うおつまみ

ラムといえば、独特の甘みや香りでお菓子作りなどにも使われ、女性に人気なお酒のイメージですよね。

そんなラムと相性のいい食事は、ナッツ類やフルーツです。アーモンドやカシューナッツ、ドライフルーツなどと一緒にいただくとラム独特の香りを邪魔せず楽しめます。
また、魚介系との相性も良いので魚介系のサラダなどもおすすめです。

 

テキーラと合うおつまみ

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テキーラはメキシコを代表するお酒です。ですのでメキシコ料理と一緒にいただくと良いでしょう。

メキシコ料理の中でも、タコスにサルサソースなどがおすすめです。また、さっぱりした野菜スティックやトマトとモッツァレラのカプレーゼもテキーラとの相性が良いおつまみとなります

テキーラは、ショットですとライムをかじりながら飲むのが主流なので、果物と一緒にいただくのも良いですね。

 

ブランデーに合うおつまみ

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ブランデーといえば、ワインを蒸留して作られるお酒のため、ワインのようにフルーティな味わいが特徴的です。

ブランデーも、ウィスキーのようにチョコレートと合わせて愉しむことができます。甘みがあるので食事と一緒にというよりも、デザートやフルーツと合わせたほうが美味しくいただけるでしょう。

食事と合わせるなら、炭酸水で割りサワーにするのがおすすめです。

 

ビール系カクテルに合うおつまみ

ビール系カクテルは、ベースがビールなので普段のビールのお供との相性が良さそうですが、カクテルとなると甘みもプラスされるので、合うおつまみも少し変わってきます。

ピクルスや野菜スティックなど癖のあまりない食材と合わせると良いでしょう。ナッツなどもおすすめです。

 

様々なおつまみとの相性を比較して来ましたが、お酒全般に合うのはやはり野菜スティックやナッツ、フルーツ系となります。
それぞれお酒に合う食材や料理など基本の知識として知っておくと参考になるものはありますが、固定概念に縛られずいろいろな組み合わせを試して自分の感覚に合うおつまみを探すのも楽しみのひとつですね。

ワインにも「マリアージュ」という言葉がありますが、マリアージュを探す上で最も大切なのは、実は自分の感覚を研ぎ澄ますことなのです。

 

まとめ

お酒の特徴に合わせて食事・おつまみにも相性があります。実際にいろんなお酒を飲み、自分の口で確かめてみましょう。ベースの知識を参考としてお酒とお食事を楽しんでください。