カクテルをオシャレに楽しめる場といえば、真っ先に思いつくのはバー[Bar]ですよね。
大人のイメージがあるバーですが、いろいろな種類のバーが存在することをご存知でしょうか。Lesson5では、どのようなバーが存在するのかをご紹介して、バーでのマナーやバーのシステムを学習し、気軽にバーに行って楽しめる知識を修得しましょう。
Bar(バー)の種類
バーには、一般的なカウンターバーやビリヤードやダーツなどのアミューズメント機器の揃ったバーなど、様々な形のバーがあります。
バーの種類を知り、自分に合ったバーや興味のあるバーを見つけましょう。
オーセンティックバー
いわゆる伝統的なバーという意味です。
おそらくみなさんがイメージしているバーそのものを指す言葉で、カウンターがあってバーテンダーがいて、といったバーです。
食事よりもお酒と会話を楽しむことがメインなので、フードメニューは軽めのものかもしくはほとんど扱っていない場合が多いです。静かな雰囲気が特徴的で、ボトルキープをするスタイルをとっています。
ショットバー
オーセンティックバーよりも少しカジュアルな雰囲気のバーです。
ショットとは、1ショット、つまり一杯ずつ注文できるスタイルです。カウンターだけではなく、テーブル席もあるのでオーセンティックバーよりも入店しやすい雰囲気になっています。
食事もオーセンティックバーに比べると軽食寄りなメニューがあるところが多く、もちろん、カウンターに座ればバーテンダーとの会話も楽しめます。
ダイニングバー
こちらと先ほど紹介した2つのバーと大きく違う点は、食事のメニューが充実している点です。カウンター席とテーブル席があり、もちろん、お酒のメニューも充実しています。
どちらかというと一人ではなく複数人で行く場面に向いています。食事のメニューが充実しているのでお酒ではなくソフトドリンクでも楽しめます。
ジャズバー、ピアノバー、ロックバー
それぞれ、その名の通り音楽を楽しみながらお酒を飲めるバーです。
ジャズバーであればジャズの生演奏を聴きながら、ピアノバーであればピアノの生演奏を聴きながら、といったように、自分の好みのジャンルのバーがあれば自分の好きな音楽を聴きながらお酒を楽しめるのでおすすめです。
生演奏が始まると、会話は少し遠慮するのが無難です。ジャズバーであれば、お客さんと一緒にセッションをやっているお店もあるので、もしなにか楽器ができるのであれば楽器を持参してもいいですね。
スタンディングバー
要するに立ち飲み屋のことです。
立ち飲み屋という呼び方をすると、仕事帰りのサラリーマンがビールを一杯ひっかけて帰る、というイメージですよね。ですがスタンディングバーも「バー」の一種ですので、やはりオシャレな要素が強いです。
外国ではこのスタンディング形式が主流なので、客層も自然と外国の方が多いのも特徴です。
立ち飲み形式なので、気軽にふらっと入りやすいので、見かけたら1杯だけ飲んでみてもいいかもしれませんね。
ホテルバー
その名の通り、ホテルに併設されているバーのことです。
高級志向のバーが多く、ドレスコードのあるバーもあります。サンダルやジーパンで行くと入店を断られることもあるので注意が必要です。
ホテルの高階層にあることが多く、夜景を楽しめるのもホテルバーの特徴です。泊まっているホテルのバーなら、多少酔ってしまってもすぐに部屋に帰ることができるので、旅行などでホテルを使う際にはバーが併設されているかどうかチェックしてみてください。
プールバー
ビリヤード台が常設されているバーのことです。
「プール」とは、ポケットビリヤード台のことを指します。日本のバブル期にプールバーがとても流行っていて、あちこちにお店があったのですが、流行の衰退と同時にプールバーの数も減ってきています。ですが現在でもプールバーは存在しますので、友人たちとお酒を楽しみながらビリヤードで親交を深めてみてください。
上記以外にも、パブやダーツバーなど、バーの種類は多様に存在します。
街で変わったバーを見つけたら開拓してみるのも楽しみのひとつですね。
まとめ
バーの種類を知り、自分の興味のあるバーに行ってみましょう。高級なバーではマナーも重要となりますので、しっかりと身につけていくと安心してスマートに愉しむことができます。
それぞれ目的別に愉しみ方を知っていると、バー選びに困らずに済みます。







