Lesson2-1 カクテル入門

まずは、カクテルにはどんなものがあるのか、スタンダードなカクテルについて簡単ご紹介します。

下記にご紹介するカクテルはすべて「ロング・ドリンク(次回Lessonにて解説します)」と呼ばれるカクテル初心者にも比較的飲み易いカクテルです。これさえ覚えておけば、カクテルを扱っているお店やバーに入った時にスマートに注文することができます

 

【ジン・トニック】Gin and Tonic

 Mariyana M/Shutterstock.com

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どの店でもある程度飲み易いアルコール配分で作られることから、最初の1杯目に最適な定番カクテルです。ベースとなるジンにトニックウォーターを注ぎ、カットまたはスライスライムを添えたシンプルでさわやかなドリンクになります。

 

【ジン・フィズ】Gin Fizz

Mariyana M/Shutterstock.com

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ジン・ベースのカクテルになり、ジンをレモンジュースと炭酸水で割り、シュガー・シロップまたは砂糖を加えます。フィズとは、カクテル用語で酸味と甘味を加えて炭酸水で割ったもののことを指します。

 

【モスコー・ミュール】Moscow Mule

Lukas Gojda/Shutterstock.com

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ウォッカ・ベースのカクテルです。ウォッカにジンジャー・エールとライムジュースを加え、ライムをカットして添え、スティックきゅうりを添えることもあります。本格的なバーなどでは、銅製のマグカップで提供されます。

 

【ソルティ・ドッグ】Salty Dog

5PH/Shutterstock.com

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ウォッカ・ベースのカクテルです。ウォッカをグレープフルーツジュースで割り、グラスの淵にレモン果汁で食塩を塗りつけます。ピンクやレッドのグレープフルーツジュースを使用すると、このように美しく色付いたソルティ・ドッグとなります。

食塩を除くと名称が「ブルドッグ」に変わります。

 

【モヒート】mojito

Mateusz Gzik/Shutterstock.com

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ラム・ベースのカクテルです。ラムを炭酸水で割り、シュガー・シロップまたは砂糖を加え、ミントとライムを少し潰して加えます。ミントの香りが特徴のカクテルです。

 

【カンパリ・ソーダ】Campari and Soda

svry/Shutterstock.com

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カンパリとは、少し苦味のあるリキュールのことです。カンパリをベースに炭酸水を注ぎ、レモンやオレンジなどの柑橘系の果物を添えます。リキュール系カクテルの定番と言えるドリンクです。

 

【カルーア・ミルク】Kahlua and Milk

KPG_Payless/Shutterstock.com

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カルーア(コーヒー・リキュールの一種)を使ったカクテルになり、カルーアを牛乳で割ったものがカルーア・ミルクになります。コーヒー・リキュールですがイメージと違い苦味よりも甘味のほうが強いので女性に人気のカクテルです。

 

【ミモザ】mimosa

Eduard Zhukov/Shutterstock.com

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シャンパンを使ったシャンパン・ベースカクテルの定番です。シャンパンをオレンジジュースで割ったものがミモザです。色彩がミモザの花に似ていることからミモザと呼ばれるようになりました。

 

【シャンディ・ガフ】Shandy Gaff

Brent Hofacker/Shutterstock.com

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ビール・ベースのカクテルです。ビールをジンジャー・エールで割ります。ビール・ベースカクテルの中では特に人気のドリンクです。ジンジャー・エールをサイダーに変えるとパナシェというカクテルになります。

 


 

おそらく、一度は目にしたり耳にしたことのあるカクテルもあったのではないでしょうか。

スタンダード・カクテルと呼ばれるカクテルは上記以外にもまだまだたくさんあります。バーなどへ足を運んだ際には、バーテンダーの方とお話ししながら、お気に入りのスタンダードカクテルを見つけてみましょう。

 

まとめ

スタンダードなカクテルの知識をつけるだけで、実際にカクテルを扱っているお店に入るハードルがかなり下がります。

上記で紹介したカクテルはアルコール度数も比較的高くないものばかりですので、ぜひ実際にお店に足を運んでいろんなカクテルを楽しんでみてください。